LIXILは、世界中の誰もが描く住まいの夢を実現するために、日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、お風呂、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品を開発、提供しています。
LIXILグループは、戸建住宅・マンションからオフィス・商業施設などの非住宅向けまで、多岐にわたる建材・設備機器と幅広い住宅関連サービスを提供するグローバル企業です。
2011年、それぞれに長い歴史を持つ国内の主要な建材・設備機器メーカー5社(トステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリア)が統合して株式会社LIXILが誕生しました。そして その持株会社であった株式会社 住生活グループが社名を変更し、2012年に、株式会社 LIXILグループとなりました。
以後、国内で幅広い分野で製品・サービスを提供し続けるとともに、今後成長が期待される海外市場への展開も積極的に行っています。
ブランド | グローエ | アメリカン スタンダード | ペルマスティリーザ |
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主な展開地域 | グローバル | 北米・アジア | グローバル |
取得時期 | 2014年1月 持分法適用関連会社 2015年4月 連結子会社 |
2009年7月 アジアを連結子会社 2013年8月 北米を連結子会社 |
2011年12月 連結子会社 |
主な事業 | 水栓金具、衛生陶器等の製造・ 販売 |
水回り設備の製造・販売 | カーテンウォールの製造・ 施行・販売 |
LIXILグループは、「2020年までに世界で最も企業価値が高く、革新的で、信頼されるリビングテクノロジー企業となる」というビジョンを掲げています。
このビジョンの実現に向け、2015年4月、グル―プの中核事業会社である株式会社LIXILは、 各市場への対応とシナジー効果の最大化を目指し、テクノロジーとファンクションが絡み合った新しい体制に移行し、グローバルリーダーとしての基盤を固めてきました。加えて、日本国内向けには、ホームセンターを運営する流通・小売り事業と、住宅性能の検査・評価や、金融サービス、介護施設運営などの総合的なソリューションを提供する住宅・サービス事業を展開しています。この体制によって、新しい市場を創造していきます。
LIXILグループは、優れた品質とデザインのブランド・商品を展開し、様々なカテゴリーで世界・国内でトップシェアを誇ります。普及価格帯からラグジュアリー製品に至るまで、あらゆるお客様のニーズに応える商品を提供しています。
LWTは、水栓金具、シャワー、バスルーム、衛生陶器、シャワートイレ、洗面化粧台などの水回り製品を幅広く提供しています。グローエ、アメリカンスタンダード、INAXを含む強力なグローバルブランドをマルチチャネルの販売体制で展開し、世界の主要市場で大きく成長しています。
LHTは、日本で50年以上にわたり培ってきた技術と品質をベースに、性能だけではなく、「心地よさ」を追求。日本市場のシェア約50%を占める住宅窓サッシをはじめ、国内市場で圧倒的なプレゼンスを誇ります。リフォーム向け製品ラインナップの強化とグローバル展開の加速によって、次の成長を実現します。
LBTは、カーテンウォール*をはじめ、ビルの窓や内装の分野におけるグローバル・リーダーとして、世界に名だたる建築物の設計・施工に携わってきました。グローバル・リーダーとして常に技術革新に取り組み、最先端技術を駆使し、サステナビィリティに配慮したソリューションを提供していきます。
*高層ビル用の外壁材。外観用の表面材にはアルミをはじめとする金属、石材などや各種ガラスを用いる。
LKTが扱うキッチンは、住宅リフォームに際してユーザーの優先順位が高い場所であり、リフォーム需要開拓の鍵となります。徹底的な行動観察に基づく商品開発と、中国事業の拡大やLWTとのシナジーによって、着実に売上の拡大を目指します。
LIXILグループの特長である「総合住生活企業」を体現するLIXILジャパンカンパニー。強固な国内営業体制を基盤に、「トータルソリューション」、すなわち、 LIXILの製品・サービスを最適な形で提供しています。総合力と営業力を競争優位につなげ、事業規模と利益の拡大を実現します。
流通・小売り事業では、ホームセンター・チェーンの「ビバホーム」および「スーパービバホーム」を展開し、DIY商材や建築や農業のプロ用資材・機器等、住まいや暮らしに関するあらゆる商品・資材、各種工事やサービスを提供しています。
住宅・サービス事業は、住宅性能の評価、維持管理、住宅検査、不動産売買、および住宅関連の金融サービスを含む住まいと暮らしの価値を高めるサービスを幅広く展開し、お客様の生涯にわたる住生活を総合的にサポートしています。
LIXILグループでは、企業価値を高め、株主様への還元を充実することを基本方針としています。
全ての物がつながるIoT時代が到来し、また、人類全体で地球環境、エネルギー問題に立ち向かわなければならない今日、当社グループはテクノロジーを軸にした事業モデルに移行しました。この事業モデルを柱に、グローバルでのシナジーを追求、イノベーションへの投資、グローバル人材の育成に注力し、更なるグローバル化に向けた進化を実現していきます。また、テクノロジーをベースに単品からシステムへの流れの中で新たな市場を創出し、リフォーム市場、非住宅市場、ソリューション、サービスへと事業分野を拡張していきます。さらに、ガバナンスやサステナビリティ、そしてリスクへの対応に努め、企業価値の持続的向上を目指していきます。
現在当社グループでは、このような想いをもとに、2016年3月期から始動した中期経営戦略"Redefining the Future"に取り組んでいます。今後も生活者視点に立ったイノベーションを推進し、世界中の人びとのより豊かで快適な住まいと暮らしの実現に向けて、事業を推進してまいります。
2016年3月時点
中期経営戦略 | "Redefining the Future"(2016年3月期 - 2018年3月期) more(PDF:4.7MB) > |
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ガバナンス体制 | 2011年に指名委員会等設置会社に移行 more > |
取締役会 | 独立社外取締役5名、社内取締役7名(うち執行役兼務3名、女性取締役2名)※各委員会の委員長は全て社外取締役 more > |
行動指針 | 全世界共通の「LIXILグループ行動指針」 more(PDF:3.4MB) > |
サステナビリティ | 「グローバルな衛生課題の解決」、「水の保全と環境保護」 、および「多様性の尊重」を重要課題としたコーポレート・レスポンシビリティ戦略を設定 more > |
株主還元 | 配当性向30%以上目標、機動的な自社株買い more > |